【INC May 最終3位】初手ダイマックスウォーグルビートダウン
こんにちは。
いとうです。
今回はINC Mayで最終レート1838最終3位(33-7)を達成した構築を紹介させていただきます。
構築経緯
INC Aprilでこげぱん君の構築(【inc April使用】ダイマウォーグルビートダウン - 3本の茶色いバナナ)を少し変えたものを使い、最終レートは1791(最終77位)でした。
その際使用した具体的な並び↓
トゲキッス@ソクノのみ きょううん ずぶとい HB
水ロトム@オボンのみ ふゆう ひかえめ Hcs
ウインディ@こだわりハチマキ いかく ようき AS
ミミッキュ@アッキのみ ばけのかわ ようき AS
ウォーグル@ラムのみ まけんき ようき AS
この構築はを基本選出としており、初手ダイマックスウォーグルときあいのタスキバンギラスの対面性能を活かして数的有利をとりつつ物理ポケモンでそのまま押し切ることをコンセプトとしています。特にウォーグルの攻撃+バンギラスのダメおしの破壊力は抜群です。構築の軸は非常に強いので、苦手な構築やポケモンに対応できる補完2体を探していました。
この構築が苦手なポケモンや構築としてとして①エルフーン(おいかぜ構築)、②ジュラルドン、③でんき技持ちの特殊ドラパルトやロトム、④+このゆびとまれ+トリックルームがあげられました。
あるとき、INC Aprilでひろきんぐさんとgrandさんが使用していた構築(【INC April 最終レート1838】Dドラパルト+ハチマキバンギラス軸ビートダウン | リバティノート,
[INCApril 使用構築]ドラパナットスイッチwithこだわりミロバンギ - grandのブログ
)を使用していたところ、メンタルハーブミミッキュが①エルフーン入りの構築にとても強いことが分かり、トリルアタッカーとしてお二人の構築からそのままミロカロスとナットレイを持ってくることにしました。
②のジュラルドンに対してはマッドショット持ちのミロカロスが強く、また、ジュラルドンの攻撃にはナットレイを受けだすことも可能です。トリックルームを構築に組み込んだので相手の④のトリックルームに対して抗えるようになりました。
残る③ですがウォーグルにとつげきチョッキを持たせることで解決しました。
ちなみにサブロムはミロカロスとナットレイの代わりにアシレーヌとカビゴンを採用したのですが、あまり勝てませんでした。
並び
レンタルは7月15日までは残しておきます。
個体紹介
176-175-95-×-62-95-145(H4 A252 S252)
ブレイブバード シャドークロー インファイト ギガインパクト
最速ウォーグルや最速トゲキッスに同速勝負を仕掛けるため、そしてなによりS+1で最速ドラパルトを抜けるように最速にしました。
ダイマックスさせること、とつげきチョッキを持っていることからウォーグルの耐久は十分と考え、Aに252振りました。
ラムのみを持たなくなることで状態異常への耐性がなくなりますが、ウォーグルはラムのみを持っている個体が多く(事実、INC Mayにおけるウォーグルのラムのみ所持率は34.6%)、それを警戒してか状態以上技を撃たれることは少なかったです。
ダイジェット、ダイホロウ、ダイナックルを撃てるようになる3つ技は確定として、残り1枠はギガインパクトといわなだれで迷いましたが、対リザードンはバンギラスでなんとかなること、水ロトムに対して想定外の火力を押し付けることでイージーウィンしやすくなることからギガインパクトを選択しました。
数あるダイジェッター+バンギラスの並びの中で、いかく持ちを安易に投げさせないのは非常に強かったです。
また、いのちのたまサンダースのダイサンダーを耐えダイアタックで返り討ちにするなど、初見殺し性能が高くとても使いやすいポケモンでした。
S6ダブルでは全く同じ型のウォーグルを組み込んだ雨パで最終9位と12位を達成しました。
ナットレイ@オッカのみ てつのとげ ゆうかん
181-160-151-×-136-22(H252 A252)※S個体値0
パワーウィップ ジャイロボール はたきおとす まもる
トリル下でアタッカーとして運用したいのでゆうかんHA振りとしました。
メインウェポンとしてタイプ一致の2つの技を選択しました。ジャイロボールはブリムオンやニンフィアに対する火力が低い点に注意が必要です。
はたきおとすはボディプレスと迷いましたが、サマヨールに有効なことからはたきおとすを選択しました。
まもるはあった方が立ち回りに幅が出ると思い採用しました。
ミロカロスと並べないと簡単にウインディやガオガエンを投げられて少し使いづらいポケモンでした。
ミロカロス@いのちのたま かちき ひかえめ
202-×-99-160-145-108(H252 C204 S52)
だくりゅう マッドショット れいとうビーム まもる
だくりゅうの枠は直前までねっとうにしていましたが、サイドチェンジを恐れて変更しました。
マッドショットはジュラルドンへの打点として、れいとうビームはひこう、ドラゴン、くさタイプへの打点として採用しました。
水ロトムへの打点がないことは気になりますが、種族値が優秀で安定して場に居座ることができました。
176-186-130-×-120-124(H4 A252 S252)
いわなだれ ダメおし ばかぢから ちょうはつ
いわなだれは怯み判定のある範囲技でダイジェットやダイアタックと組み合わせることで上振れ要素にもなりました。
ばかぢからはバンギラスやドリュウズへの打点として重宝しました。
ちょうはつの枠はまもるなどとの選択ですが、後発トリックルームを止めたいときや、当時流行っていたてっぺきナットレイに詰まされないようにできるちょうはつを選択しました。
いのちのたまダメージを受けた相手にもダメおしの火力が2倍となるのが非常に強力でした。
ウインディ@こだわりハチマキ いかく ようき
166-162-100-×-100-161(H4 A252 S252)
かたやぶりドリュウズの上をとりたいことからようきで採用しましたが、最速である必要はなかったかもしれません。
技構成は、範囲と汎用性からこの4つ以外はありえないと思っています。
ミミッキュ@メンタルハーブ ばけのかわ いじっぱり
162-144-112-×-125-116(H252 A144 B112)
こだわりはちまきドサイドンのダブルダメージじしんをばけのかわがはがれた状態で確定耐え。
すばやさを落とす必要性を特に感じなかったのでいじっぱりで採用しています。
ウッドハンマー、じゃれつく、ドレインパンチ、シャドークロー、ゴーストダイブから2つの選択ですが、みずタイプへの打点とローブシンへの打点を確保したかったのでウッドハンマーとじゃれつくを採用しました。
選出
基本選出
先発+
後発+
初手でウォーグルのダイマックス技とバンギラスで圧力をかけ、後続の先制技圏内に入れていきます。
対+
先発+
後発+
苦手な相手です。
ドリュウズがダイマックスする場合が多いのでダイナックル+ばかぢからをドリュウズに集中して後続の先制技圏内に入れたいです。
対+
先発+
後発+
ダイアタックをロトム方向に撃ちながら、バンギラスはいわなだれかダメおし→ロトムを選択します。
対++
先発+
後発+
ダイホロウとダメおしの集中でサマヨールをで落ちさせられればイージーウィンできます。しかし、サマヨールを動かしてくる人はほぼいない(バンギラスやナットレイに引いてくる場合が多い)のでダイホロウをアシレーヌ方向に撃ち、バンギラスはいわなだれを選択することでアドバンテージを稼ぎにいきます。サマヨールが動いてきても怯ませる可能性もあるのでこのような選択をしていました。
対+
先発+
後発+
だっしゅつボタントリックをケアしてウォーグルをミミッキュに引きながらいわなだれを選択します(だっしゅつボタントリックの場合ウォーグル方向にダイドラグーンを撃たれる場合が多いです)。次のターンはかげうち+ダメおしをドラパルトに集中するか、ドラパルトのダイマックスが切れるまで放置します。
対+
先発+
後発+or
ミミッキュをナットレイに引きながらダイアースをジュラルドン方向に撃ちます。
対+
先発+
後発+or
初手でだくりゅうorダイストリーム→ドサイドン+トリックルームを選択します。
対+++
厳しい相手です。
選出は決まっていません。
コータスを倒せばナットレイ、ドサイドンを倒せばバンギラス、ブリムオンをミロカロスを通しやすくなりますが、キョダイマックスブリムオンがかなり重いです。
最後に
結果は冒頭にも書いた通り、INC May 33-7最終レート1838最終3位(33-7)でした。
メインロムは基本選出で出した際は1度(ヤミラミのだっしゅつボタントリックをケアし忘れたとき)しか負けておらず基本選出の強さが伺えました。
今回の構築の作成にあたり、相談に乗ってくれたこげぱん君ありがとうございました。
また、優れた構築記事を世に送り出してくれたひろきんぐさんとgrandさんにも感謝しています。ありがとうございました。
何か分からないことがあればTwitterのDMやリプライなどでお気軽に聞いてください。
Twitter→https://twitter.com/Gardevoir_Dawn
YouTubeでダブルバトルの生放送などをしていることがあるのでよかったら見てみてください。
YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCkEpLiw7pbP_AzwTTgk19-w
環境ががらっと変わるであろう7月からいろいろなポケモンを使うのが今から楽しみです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。